活動の目的

2007年11月発足・「Nっ子」のNはNICU(新生児集中治療室) 

2007年11月16日、筑紫保健福祉環境事務所で「Nっ子クラブ カンガルーの親子」として初めての定例会を行いました。この日集まったのは9組の親子。

会の名前の由来・・・「Nっ子」のNはNICU、「カンガルーの親子」はカンガルーケア。

発足10周年となる2017年、「Nっ子ネットワーク カンガルーの親子」と会の名前を変更し、各地に誕生した姉妹グループと「Nっ子ネットワーク」として活動を展開することになりました。

「お母さんの笑顔が子ども達の一番の栄養」

お母さんが笑顔になること。元気になること。これが会の一番の目的です。

お母さんの笑顔と元気が子ども達にとって一番の栄養だと考えるからです。

その笑顔と元気を子ども達へ、そして、次のお母さん、ご家族へとつなげていけるようピアサポート(※)を目的に下記のような様々な活動を展開しています。

(1)月1回のカンガルー広場(旧定例会)・傾聴講座、飯塚病院・福岡徳洲会病院でのカンガルーサロン(現在中止)の実施
(2)不定期の家族交流会、出張おしゃべりサロンの実施
(3)傾聴・ピアカウンセリング
(4)文集や機関紙の発行
(5)講演会などによる、啓蒙活動
(6)その他のイベントの実施
(7)周産期医療や療育に関わる様々な問題点の解決や改善策を、医療機関や行政機関に対し要望していくこと

 

1000g未満の超低出生体重児が半数以上です。中には、200g、300g、400g台で生まれたお子さん、22週、23週で生まれたお子さんもいらっしゃいます。子どもたちが経験した治療や手術なども様々です。早産や病気や障がいなど様々な理由でNICUでがんばってきた子どもたちがたくさん集まっています。

Nっ子ちゃちゃんだけではなく、その陰で頑張っているきょうだい児さんのフォローも会が大事にしていることです。

いろいろ心配で不安な毎日だと思いますが、一人で抱え込まずに、いろいろな人たちとお話をしてみませんか。きっと子育てに役立つ知恵と勇気がわきますよ。